【ロンドン時事】英流通大手セインズベリーは29日、従業員約1500人を削減すると発表した。グループ全体(約16万2000人)の1%弱に相当する。コスト削減によって生まれた資金は、自動化や新技術などに再投資する。
店舗内のサポートセンターやベーカリーのほか、コンタクトセンターや商品の物流・配送部門などを統合、簡素化する方針。同社は「具体的な計画はまだ協議中」としている。
ロバーツ最高経営責任者(CEO)は今月、グループの新戦略「ネクスト・レベル・セインズベリー」を発表し、3年間で10億ポンド(約1900億円)のコストを削減する目標を掲げていた。