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〔海外決算〕米マクドナルド10~12月期、増収増益=中東情勢が販売に悪影響

米マクドナルドのロゴ
(時事通信社)

 【ニューヨーク時事】米ファストフード大手マクドナルドが5日発表した2023年10~12月期決算は増収増益だった。前年同期からは鈍化したものの、既存店売上高の伸びを確保した。

 世界の既存店売上高は3.4%増(前年同期実績は12.6%増)。値上げや販売促進策を追い風に米国は4.3%増(同10.3%増)となった。同社は中東については戦争による売上高への悪影響を指摘した。

 23年通期の売上高は10%増の254億9400万ドル、純利益は37%増の84億6900万ドル、調整後の1株当たり利益は11.94ドル(前年は10.10ドル)。 

◇マクドナルド(MCD)決算の概要
    23年10~12月   前年同期
売上高     6,406  5,927
純利益     2,039  1,903 1
株利益     2.95   2.59

(注)売上高と純利益の単位は100万ドル、1株利益は調整後、ドル。