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マクドナルド、世界で5万店に拡大へ=出店加速、生成AIも活用

米マクドナルドのロゴ
(時事通信社)

 【ニューヨーク時事】米ファストフード大手マクドナルドは6日、2027年までに世界の店舗数を約1万店増やし、5万店とする目標を発表した。同社は声明で「過去に例のない出店ペースだ」と強調。顧客サービスの向上を目指し、生成AI(人工知能)を活用する方針も明らかにした。

 同社によると、22年末の店舗数は約100カ国・地域で4万店に上る。24年以降、年率4~5%のペースで出店を加速。目標達成に向け、24年には設備投資などの費用を25億ドル(約3700億円)に引き上げ、その後も拡張を続ける。 

 また、生成AIの活用へ米グーグルクラウドと連携。世界各地の店舗で導入し、業務効率化やより鮮度の良い商品の提供などにつなげる。グーグルのピチャイ最高経営責任者(CEO)は声明で、「マクドナルドが生成AIなどをどのように活用するのか、わくわくしている」と表明した。