スタバ、米従業員の時給を来年最低3%上げ

時事通信社
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スターバックスの看板
(i-stock/mattjeacock)

 【ニューヨーク時事】米コーヒーチェーン最大手スターバックスは7日までに、米店舗で働く従業員の時給を来年少なくとも3%引き上げると発表した。賃上げで従業員の定着率向上を図る。

 発表によると、現在の平均時給は約17.50ドル(レンジは15~24ドル)。2024年1月1日に実施予定の賃上げは勤続期間が2年以上5年未満であれば少なくとも4%、5年以上の場合少なくとも5%となる。同社は22年、米国の全従業員の最低時給を15ドルに引き上げた。

 同社の23年度(10月1日までの1年)の売上高は前年比12%増の360億ドルと過去最高を記録。年度末時点の世界の店舗数も3万8000超と、過去最多となった。

 同社は25年度末までに米店舗従業員の時給を20年度比で倍増させるとともに、30年度までに世界の店舗数を5万5000に拡大する目標を掲げている。

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