名古屋の百貨店4社、昨年12月の売上高3.8%増=クリスマスギフト好調

時事通信社
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 名古屋市内に主要拠点を置く百貨店4社が4日発表した2022年12月の売上高(速報)は、合計で前年同月比3.8%増の473億9300万円だった。クリスマスのギフト需要で海外高級ブランド商品の販売が伸びた。気温の低下でコートや手袋など防寒用アイテムも好調だった。

 ジェイアール名古屋高島屋は9.2%増の194億9400万円、松坂屋名古屋店は2.7%増の153億3000万円、名古屋三越(2店)は1.3%増の89億8600万円だった。一方、名鉄百貨店の本店は10.6%減の35億8300万円だった。

 ジェイアール名古屋高島屋は、1カ月の売上高としては過去最高を更新した。同店の担当者は「クリスマス需要で高価格帯の商品が伸び、単価が上がった」と話した。

 4社5店の年間売り上げは合計で、前年比13.3%増の3893億300万円となった。19年比ではジェイアール名古屋高島屋がほぼ横ばいで推移したが、名古屋三越、松坂屋名古屋店、名鉄百貨店は減収だった。

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