【ニューヨーク時事】米コーヒーチェーン最大手スターバックスが3日発表した2022年7~9月期(第4四半期)決算は増収減益となった。既存店売上高は北米が堅調な伸びを示したものの、中国は新型コロナウイルス感染拡大対策の規制措置が逆風となり大幅減。売上高、純利益、1株当たりの実質利益は市場予想を上回った。
売上高は過去最高を記録。ただ、店舗への投資、従業員などのコストがかさみ、利益が押し下げられた。
22年9月通期は売上高が前期比11%増の323億ドルと、過去最高だった。世界の既存店売上高は8%増。
◇スターバックス(SBUX)の決算の概要
7~9月 市場予想 前年同期
売上高 8,414 8,312 8,147
純利益 878 829 1,764
1株利益 0.81 0.72 1.00
*既存店売上高
全体 7%増
北米 11%増
中国 16%減
(注)売上高と純利益は100万ドル、1株利益は調整後、ドル。既存店売上高は前年同期比