米KFCもロシア撤退=現地企業に事業売却
【ニューヨーク時事】米外食大手ヤム・ブランズは24日、ロシアで展開してきたケンタッキー・フライド・チキン(KFC)事業を現地企業に売却することで合意したと発表した。ロシアによるウクライナ侵攻を受けた措置で、売却手続きが完了すればロシアから完全撤退する。
フランチャイズ契約先のロシア企業にKFC事業を売却する。ロシア企業は現在の店舗を別ブランドに変えて運営を続ける予定で、雇用は維持される見通し。
ヤムはロシアでの「ピザハット」事業を売却済み。米ファストフード大手マクドナルドや米コーヒーチェーン大手スターバックスも侵攻に抗議し、ロシアから撤退している。