米マック、ドーナツ大手とコラボ=中西部9店で期間限定の試験販売
【ニューヨーク時事】米ファストフード大手マクドナルドは18日、米ドーナツ大手「クリスピー・クリーム・ドーナツ」の定番商品「オリジナル・グレーズド」など3種類を米中西部ケンタッキー州の一部店舗で26日から期間限定で試験的に販売すると発表した。高インフレを受けて消費者の支出が切り詰められる中、店舗に引きつける妙案を懸命に探っているようだ。
試験販売するのは米国競馬「ケンタッキー・ダービー」で有名な同州北西部ルイビルとその周辺地域の9店。「チョコレート・アイス・スプリンクル・ドーナツ」「ラズベリー・フィルド・ドーナツ」も販売され、店内ないしドライブスルーで在庫がある限り、終日販売される。商品は新鮮な状態で毎日マクドナルドの店舗に届けられる。
マクドナルドは、今後のメニューの参考として消費者の好みを調査するため、今回のような試験販売を行っている。クリスピー・クリームがマクドナルドと米国で提携するのは初めてという。