〔決算〕日本KFC、23年3月期は増収減益=積極出店も原材料高

時事通信
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日本KFCホールディングスの2023年3月期連結業績予想は増収減益。pjohnson1 / istock

 日本KFCホールディングス=2023年3月期連結業績予想は増収減益。運営する「ケンタッキーフライドチキン」の積極的な出店やマーケティング施策で増収を見込むが、原材料コストの上昇に加え、システム投資などの影響で営業利益と純利益とも減益となる見通し。

 コストの上昇分は、年間15億円強を織り込んだという。オンライン形式で記者会見した判治孝之社長は「既存店の売り上げの成長は、ペースが落ちるかもしれないが継続させる」と話した。

 22年3月期の連結決算は増収となり、純利益は前期比6割増加した。既存店の来店客数が5.5%増と伸びた。コスト高で営業利益は減益だったが、前期に国内外の関連会社2社で持ち分法による投資損失を計上した影響で経常利益と純利益は大幅な増益だった。

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