【イオン】日本を含むアジアで今後3年間に1万人以上を採用
イオンはアジア戦略の強化を柱とする2011年度からの中期3ヵ年計画の実現に向けて、中国、マレーシア、タイ、インドネシア、ベトナムなど現地の若手人材を中心に今後3年間で1万人以上(日本国内を含む)を採用する計画を明らかにした。
3ヵ年計画の初年度となる11年度は日本での中途採用を含めて国内外で2000人以上を採用する。国籍を問わず次世代を担う幹部人材の育成につなげていく。
イオングループは現在、総合スーパーや食品スーパー、コンビニエンスストアなど約1800店舗を海外で展開している。11年度からの3ヵ年計画では設備投資総額8300億円うち4分の1の2000億円強を中国とASEAN(東南アジア諸国連合)各国での出店投資に振り向ける。
11年度上期中には中国本社、アセアン本社を新たに立ち上げ、店舗開発や採用に関しても現地への権限委譲を進めていく方針だ。