ベイシア、カインズの土屋裕雅会長が代表権のある会長に
ベイシア(前橋市)は4月25日、取締役の土屋裕雅氏(55歳)が同日付けで代表権のある会長に就任したと発表した。創業者の土屋嘉雄代表取締役会長(89歳)は代表権のない取締役名誉会長に就く。
裕雅氏は嘉雄氏の長男で、グループ会社でホームセンター大手カインズの代表取締役会長を務めている。ベイシアグループは2020年に総売上高1兆円を達成した。今後、裕雅氏はベイシアの会長として、橋本浩英社長らと共に経営の最前線で同社をリードするという。
裕雅氏は早稲田大学商学部を卒業後、野村証券を経て1996年にいせや(現ベイシア)に入社。98年カインズに入社し、取締役、常務取締役を経て2002年社長に就任、19年から会長を務める。16年からベイシアの取締役を兼務していた。