スタバ、不用タンブラー再利用したコースター発売
スターバックスコーヒージャパン(東京)は20日までに、不用になったタンブラーを再利用した「リサイクルコースター」を発売すると発表した。客から回収したタンブラー約7000本分を分別・粉砕・加工してできたプラスチック素材を使用。客とともに廃棄物をリサイクルし、付加価値を付けて新しい製品に作り変える「アップサイクル」に取り組む。
リサイクルコースター4枚とケースがセットになった商品で、価格は2600円。タンブラーは、昨年夏に全国の約500店舗で約2カ月間回収を呼び掛けた。「想像していたよりもお客さまが賛同してくださった」(広報)という。今後は回収店舗の拡大や、アップサイクル商品の種類を増やしたいとしている。
同社はこれまで、コーヒーを抽出した後の豆かすを堆肥にして育てられたニンジンを使った「キャロットケーキ」なども販売した。