ベイシア
ベイシアは、カインズ、ワークマンなど物販チェーン7社を中心に31社からなる企業集団の中核企業。創業来の方針として「より良いものをより安く提供する」を掲げ、衣食住を総合的に扱うスーパーセンター、食品特化型のスーパーマーケットを主力形態として、1都14県に133店舗(2024年2月末)を展開する。24年2月期売上高は3218億円。20年10月に「グループ売上1兆円」を達成している。
22年1月、楽天全国スーパー内で店舗出荷型のネットスーパー「ベイシアネットスーパー」の営業を開始、約2年で47店舗まで拡大。22年4月にカインズ会長で創業家の土屋裕雅氏が会長に就任し、7月にはIT、ネットビジネスの知見をもつ相木孝仁氏が社長に就任するなど、新体制に移行した。
22年11月、同社として5つめの店舗業態として食のテーマパークをめざす新業態「FoodsPark」の第1号店(ベイシア「Foods Park」大田原店)をオープン。以降は「FoodsPark」への改装を加速させている(24年4月末時点で16店舗)。23年には「目利き」をテーマに、新PBブランド「ベイシアプレミアム」を立ち上げ、さらにアパレルメーカー等との協業により新たなオリジナルブランドも誕生させている。