〔決算〕すかいらーくHD、1~3月期は増収増益=客数・客単価が伸長

時事通信社

すかいらーくホールディングスが展開するファミリーレストラン「ガスト」の看板
すかいらーくホールディングスが展開するファミリーレストラン「ガスト」の看板
(時事通信社)

 すかいらーくホールディングス(HD、3197)=2025年1~3月期の連結決算(国際会計基準)は増収増益。24年導入の「すかいらーくポイント」を通じた顧客データ分析などを元にしたメニュー開発が奏功し、客数と客単価が伸び、既存店売上高が増加した。24年10月に買収し、関東や関西で店舗を拡大する資さん(北九州市)の売り上げも好調だった。 

 オンラインで会見した金谷実社長は、27年度までの中期経営計画の進捗(しんちょく)について、既存店売上高は想定を上回る成長率となっていると説明。一方、国内の新規出店は24年度からの3年間で300店舗を目指していたが、資材高騰の影響から「200店舗前後にとどまる」との見方を示した。

 25年12月期の業績予想は据え置いた。

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