名古屋の百貨店、3月の売上高8%増=ラグジュアリーブランドが好調

時事通信社
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名古屋市の百貨店
(i-stock/Nirad)

 名古屋市内に主要拠点を置く百貨店が1日に発表した3月の売上高(速報)は、合計で前年同月比8.9%増の411億円だった。価格改定前の駆け込み需要などのため、ラグジュアリーブランドが伸長した。一方で、気温が低かった影響で春物衣料の売り上げが鈍かった。

 ジェイアール名古屋高島屋は13.9%増の192億円、松坂屋名古屋店は6.5%増の106億円、名古屋三越(2店)は0.1%増の76億円、名鉄百貨店の本店は10.9%増の37億円だった。

 ジェイアール名古屋高島屋は3月の売上高として過去最高額。インバウンドの増加に伴い、松坂屋名古屋店では3月の免税取扱高が5億円となった。前年比375.6%増、コロナ禍前の2019年比でも55.8%増となり、過去最高だった。

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