国分、大阪・茨木市に大型物流センター開設、加工機能やテストキッチンも備える

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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国分グループ「関西総合センター」
延床面積は約5万5000平方メートルで、9月から稼働する

 食品卸大手の国分グループ本社(東京都中央区)は8月29日、大阪府茨木市に「関西総合センター」を開設したと発表した。延床面積5万5222平方メートルの大型物流センターで、冷蔵庫・冷凍庫を備え、常温・冷蔵・冷凍の3温度帯に対応する。

 場所は名神高速道路・吹田インターチェンジの近くで、中国道・近畿自動車道へのアクセスもいい。冷蔵・冷凍設備は自然冷媒を採用し、環境負荷の小さい環境配慮型の設計となっている。

 冷蔵・冷凍加工やメニューに合わせたキット化、業務用商材の小分けなどの加工機能を持つほか、テストキッチンの機能を備えており、取引先である小売業・外食業に調理や試食のプレゼンテーションを行う。

 同センターは9月から稼働し、大阪・京都の2府、兵庫・奈良の両県などに商品を配送する。

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