【西友】 向こう半年間価格据え置き、食品・日用品200品目
西友は3月5日、食品や日用品など生活必需品200品目について向こう6ヵ月間価格を据え置く「プライスロック」プログラムを始めた。
対象となるのは、サーモンや牛肉などの生鮮食品13品目、弁当やおにぎりなどの総菜9品目、飲料や食用油など加工食品117品目、洗剤や紙おむつなどの日用品61品目。このうちの約4割の商品については、価格を引き下げたうえで据え置く。
円安進行や原材料価格の高騰で食品・日用品メーカーでは値上げの表明が相次いでいるが、西友は値上げせず一定の低価格で販売するEDLP(常時低価格)政策を強化することで競合店との差別化を図る。
同社では他店のチラシ価格より店頭商品が高かった場合は同額まで引き下げる「他店チラシ同額保証プログラム」や人気商品を81円均一で販売する「81円(税抜)キャンペーン」など低価格路線を推進した結果、2014年の既存店売上高が前年比4.3%増と過去24年間で最も高い伸びを示したという。