22年10月1日号 徹底分析!コスモス薬品

食品強化型のドラッグストアの代表格であるコスモス薬品(福岡県)。本拠地九州から飛び出し、今や関東地方にまで店舗網を広げる同社の直近の売上高(2022年5月期)は、約7500億円で、業界3位の規模にまで成長しています。コスモス薬品はなぜ全国に”コスモスの花”を咲かせ続けることができるのか。そこに死角はないのか。経営戦略、店舗、商品、消費者調査などさまざまな切り口で考察しました。ご一読ください!

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編集後記

週末、近所の映画館のレイトショーに行くのが楽しみになっています。動画サブスク全盛のいま、なぜ?と思うかもしれません。当然、自宅のモニターやタブレット端末で見ても、物語の内容も結末も変わらないわけですが、その理由は没入感と「五感で楽しめる迫力」が心地良いから。少々高いIMAXや4Dといったプレミアムシアターはとくに、その場にいなければ得られない体験を与えてくれます。そんなわけで、ニッチな単館系やお洒落系など目もくれず、見るのはもっぱらベタなハリウッド系の大作映画です。わざわざ行く価値、はリアルすべてに共通するキーワードで、そのためのコンテンツ作りが重要だと実感します。

阿部

今号P17~でマミーマート(埼玉県)のディスカウント型の新フォーマット「マミープラス」をレポートしています。 ディスカウントフォーマットといえば、同じく埼玉を地盤とするヤオコーが「フーコット」を昨年8月に初出店、早くも3店舗体制となっています。昨今の値上げラッシュもあってディスカウントフォーマットの注目度は高まる一方ですが、ただ価格が安いだけではお客を呼び込めないのも周知のとおり。 安さだけはない価値を“プラス”するというマミープラスのコンセプトは、今後のディスカウント型ストアのあり方を正しく捉えていると言っていいのかもしれません。

小野

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