[16日 ロイター] – 米アマゾン・ドット・コムは16日、従業員のソーシャル・ディスタンシング(社会的距離)維持に向け、物流倉庫に人工知能(AI)追跡システムを導入したと明らかにした。社内での新型コロナウイルス感染防止を目指す。
倉庫内にはモニターが設置され、ソーシャル・ディスタンシングを維持している従業員は緑の丸印、他の従業員との距離が近すぎると、赤の丸印がそれぞれ表示されるという。
アマゾンは今後数週間で数百個のシステムを設置する計画。
アマゾンのニューヨークの物流倉庫で働く従業員らは、同社によって危険な労働環境を強制され、新型コロナ感染拡大と関係者の死亡につながったと主張し、アマゾンを提訴している。