来場者急増中!「養命酒」の新ブランド発信拠点「くらすわの森」とは?
「薬用養命酒」などの酒類、医薬品等を製造・販売する養命酒製造(東京都/田中英雄社長)は2024年10月、長野県駒ヶ根市に体験型複合施設「くらすわの森」をオープンした。
10年に誕生した同社のライフスタイルブランド「くらすわ」のコンセプトや世界観を発信する拠点づくりが目的で、こだわりの食事や豊かな自然を生かした体験施設が好評を得て、想定を超える利用獲得につながっている。
豊かな自然生かした非日常漂う空間
くらすわの森は、養命酒駒ヶ根工場の敷地内の遊休地を活用し、元々あった森林を生かすかたちで建設された。敷地面積は東京ドーム約3個分の約15万5000㎡で、中央アルプスと南アルプスの両方に臨む自然豊かな環境に囲まれている。
敷地内に広がる森林の中に飲食、物販店や図書館のほか、散策するスポットなどを整備しており、施設を通じて「食・買・遊」の体験を提供している。

くらすわの森
●所在地: 長野県駒ヶ根市赤穂16410
●営業時間: 9:30~18:00(季節・店舗により営業時間が異なる)
●電話番号: 0265-95-3995(代表)
特徴的なのが、メーンの円形施設「フォレストリング」だ。1周約250mのガラス張りの廊下に沿うようにして、カフェやベーカリー、マルシェなどを設置。円の中心には手つかずの森が広がり、自然溢れる景色を楽しみながら、食事や散策ができるつくりになっている。
デザインが特徴的な施設はほかにもあり、「森のライブラリー」は八角形の建物と秘密基地のような雰囲気が印象的な施設だ。選書家が9つのテーマに沿って選んだ約1000冊以上の本を収蔵しており、窓に面して設けられた席からは、眼前に広がる緑豊かな自然を眺めながら読書を楽しめる。
さらに森のライブラリー前の木道を進んだ先にある「散策の森」には「丘の上のスライダー」や「養命神社」といったスポットが点在し、散策しながら四季折々の自然を満喫できる。

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