生鮮総菜も強化! 大髙会長の期待を超えた最新店舗「ヨークベニマル桑野店」の総菜戦略
生鮮各部門が連携してつくる総菜も
桑野店では、生鮮各部門が連携して製造する生鮮総菜にも力を入れている。一部の店舗で導入が始まっている、生鮮総菜の加工専用の作業場をバックヤードに設け、「たことミニトマトのマリネ」や「炭火焼ローストビーフポテトサラダ添え」(いずれも298円)など、複数の生鮮部門の新鮮な素材を組み合わせたおしゃれな「カップデリ」を展開し、おつまみ需要に対応する。「部門の横ぐしを通して初めて、お客さまの求める商品を具現化できるようになった」(商品開発担当者)という。
生鮮各部門の連携では、「たらのイタリアン蒸し」(398円)や「豚バラ肉のスパイス蒸し」(298円)など、電子レンジで数分温めるだけで食べることができるレンジアップ商品も展開している。
大髙会長は「思い切って新しいMDに挑戦しており、私の期待をはるかに超える感動があった」と桑野店の取り組みを高く評価している。桑野店は、ヨークベニマルが従来の考えにとらわれず、さまざまな新しい試みに取り組んだ店舗であるようだ。