バリラ、環境に配慮した「新紙パッケージ」を日本市場にも 2021年春より順次
イタリアで売上No.1のパスタを製造販売しているBarilla(バリラ)社の日本法人、バリラジャパンは4月15日、グローバル市場で先行導入していた消費者向けパスタの製品パッケージを地球環境に配慮した紙パッケージを、日本市場でも2021年春より順次導入すると発表した。
紙パッケージはグローバル市場ですでに浸透している。国内でも近年、環境負荷軽減への関心は高まっており、日本市場の消費者向けパスタ製品を紙パッケージに変更することでプラスチック31トンの削減を想定し、国内の消費者にもサステナブルな選択肢として提案する。
新紙パッケージに使用する紙原料は、食品安全及び衛生面を考慮して100%バージンパルプを使用。また、資源は環境保全および持続可能性からみて適切に管理された各認証を得ている森林から調達している。
バリラは1877年に創業し、140年を超える歴史を持つ、パスタ製品では世界最大手の食品メーカー。1997年にバリラの日本法人であるバリラジャパンを設立以来、日本でも20年以上にわたり、一般家庭向けのパスタやパスタソースのほか、レストラン向けパスタシリーズを提供している。バリラは今後も、食品の質だけでなく、環境にも配慮した商品を提供していく考えだ。