リテールテックJAPAN2018レポート
“おもてなし”でカスタマーエクスペリエンスを向上
シスコシステムズ 
クラウド型管理型ソリューション「Meraki」をアピール

2018/03/16 12:11
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「インスタ映え時代のデジタル店舗」はAIで効果測定してデータを活用

 

大野元嗣・公共・法人事業 事業推進本部 インダストリー事業推進部 地方創生推進担当部長

 リテールテックJAPAN2018会場内に設けられた、セミナー会場「ソリューションステージ」では初日の3月6日午後15時10分からシスコシステムズのセミナーも行われた。シスコのブースが和風の“おもてなし”がコンセプトなら、セミナーで講演した大野氏も和装で登場。講演のタイトルも「インスタ映え時代のデジタル店舗」とキャッチーで、当日申し込みを含めて大勢の聴衆が詰めかけた。

 

 冒頭、大野氏は「インスタグラムのフォロワーが店舗に来た時に、デジタルでどのようにおもてなしをしたらいいか」と講演の主旨を説明。インスタを多用する世代、いわゆるミレニアル世代と呼ばれる23歳から35歳の年齢層を流通業がどのようにして取り込むか、「インスタのフォロワーにどのようにアクションを起こさせるかが重要になる」と指摘する。つまり流通業は、インスタでの情報提供により消費者のファン層を広げる、さらに店舗に来てもらいフォロワーに対して拡散していくことで来店者増と購買への誘導につなげていくことにフォーカスする必要がある。

 

 それにより、「ビジネス側ではインスタの分析機能、いわゆるインスタグラム・インサイトを備えている。国別や属性といったデータやフォロワーがどのくらい閲覧しているかということがわかる。それをビジネスでマーケティングデータとして活用していく」ことを重視していく。「イベントの画像などでもインスタ映えすることで、誘客・送客には非常に有効」ということは日常的に起きている。

 

 大野氏は「LINE離れやツイッター離れという言葉もよく聞かれるようになってきた。それらSNSから、動画のストーリーズなど豊富な機能を備えたインスタの活用にも目を向けるべきだろう」とする。そしてブースでも紹介しているが、「AIを使いインスタ映えを科学する」と、“インスタ映え”を客観的なアルゴリズムで測定し、データとして測定する実験を提案している。

 

 「ではそれをデジタル店舗にどう生かすか。位置情報を活用してSNSのフォロワーが来店したかどうか、Free Wi-Fiにチェックインという機能がある。Wi-Fiにログインしたことで店舗に来たことが把握できたり、SNSのIDと会員IDを結びつけることが可能となる。シスコシステムズが提供するCisco MerakiのWi-FiソリューションもFacebookのチェックイン機能が組み込まれており、無料で備わっている機能を有効に活用すべきである」とアピールし、Free Wi-Fiの価値向上の仕組みを活用することで、SNSからの誘客・送客は容易に実現することができると話していた。

 

 

 

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