「ハッピーターン」の食べきりサイズ4連商品が大人のおやつにハマった理由
フックで陳列できる利点を生かす
また、吊下げ商品といえば、“子供用の菓子”というイメージのユーザーも多かったが、少子化傾向の昨今でも伸長しているカテゴリーで、おつまみ使用など、大人の食シーンが拡大していることもユーザー層の拡大につながっていると考えられる。
また、吊下げ商品自体が、フックで陳列できるため、定番コーナー以外のお酒のおつまみコーナーへの配荷が見られるなどさまざまな顧客接点をつくり出せることもこのカテゴリーの特徴である。
4連商品のラインアップ増へ、ユーザーとの接点増加を強化
今期は、近年4連商品が伸長していることや、同社の4連商品が「ハッピーターン」と「こつぶっこ」の2品であることから、2025年の春に新たな4連新商品の発売を予定しており、米菓以外の売場にも配荷されやすい4連商品の販売を強化することで、普段米菓売場に足を運ばないユーザーとの接点をさらに増やしていく考えだ。
加えて、従来の販促活動もより強化して継続し、「ハッピーターン」ブランド全体を盛り上げていく意気込みだ。
マーケティング戦略部米菓スナック第2グループ マネージャー歴舎直輝氏は、「子供用菓子としてのハッピーターンだけでなく、どの世代の人にもいつまでも購入していただけるよう大人にも食べてもらえるようなカルチャーを今後もつくっていきたい」と話してくれた。
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