オーケー関西2号店　アンダー300坪小型店でみせる凄みと進化

2025/02/08 05:00

オーケー（神奈川県／二宮涼太郎社長）は2025年1月23日、関西1号店である「オーケー高井田店」（大阪府東大阪市：以下、高井田店）に続く、「オーケー西宮北口店」（兵庫県西宮市：以下、西宮北口店）を開業し、兵庫県進出を果たした。300坪以下の小型店ではあるが、オーケーならではの「高品質・EverydayLow Price」の販売施策をベースに、一部カテゴリーでは地域対応も強化している。念願の関西進出を経て、オーケーの“ディスカウンティング”の手法はどのように進化していくのか。関西2号店・西宮北口店の売場から考察する。

関西2号店は足元商圏ねらう小型店に　

　「高井田店よりも確実に地域対応が進んでいる。うちの近隣に出店していたら相当苦戦させられただろう」──。ある関西の有力SM関係者が戦々恐々とするのが西宮北口店だ。

**オーケー西宮北口店**
●所在地：兵庫県西宮市芦原町11-1　ブランズ西宮北口101
●営業時間： 8：30～21：30
●売場面積： 882.31㎡
●アクセス：阪急各線「西宮北口」駅から徒歩7分

　オーケーは1月23日、高井田店に次ぐ関西2号店として西宮北口店を開業した。阪急各線「西宮北口」駅から徒歩7分の通行量の多い「山手幹線」沿いにある高層マンション1階部分、旧「マックスバリュエクスプレス西宮北口店」の退店跡への出店だ。

　競合店は西宮北口店から山手幹線沿いに西へ徒歩3分の場所に位置する「ライフ西宮北口店」や、「西宮北口」駅直結の大型ショッピングモール内の「イズミヤSC西宮ガーデンズ店」などが挙げられる。

　西宮北口店の売場面積は約266坪と、

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ディスカウントストアオーケー 25年2月15日号　ディスカウンティングの新潮流

記事執筆者

ダイヤモンド・チェーンストア編集部 / 株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア

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