ウォルマート、アマゾンと差別化に成功、ターゲットの商品開発の強みとは
市場競争の激しい米国の小売業界では、競合他社との差別化が何よりも重要となる。商品開発においては、価格が安いだけではなく、独自性や消費者の潜在欲求を先取りするような企画力が重視されている。本稿では、圧倒的な独自性を持つプライベートブランド(PB)商品で熱烈な支持を集める米国小売、トレーダー・ジョーズ(Trader Joe’s)とターゲット(Target)の商品戦略を見ていきたい。
ニューノーマルに商機を見る新PB「フェイバリット・ディ」
ディスカウンターであるにもかかわらずスタイリッシュなイメージを持ち、ウォルマート(Walmart)やアマゾン(Amazon.com)との差別化に成功しているターゲット。その成功を支えているのはPB開発と言っても過言ではない。
同社は
進む!食のSPA化~競争回避のオンリーワン戦略~ の新着記事
-
2021/03/31
中小チェーンでも食のSPAはできる!異色、関西の無添加商品開発スーパーの秘密 -
2021/03/31
売場販売効率はホールフーズの倍!「トレーダー・ジョーズ」の商品を買ってしまう4つの理由 -
2021/03/31
ウォルマート、アマゾンと差別化に成功、ターゲットの商品開発の強みとは -
2021/03/31
商品開発はバイヤーの仕事ではない!開発成功の決め手は、商品部組織改革にある! -
2021/03/30
DSのロヂャースが、低粗利益率のPB「マイカイ」で大成功している理由 -
2021/03/30
食のSPA化が進んでいるクイーンズ伊勢丹 PB比率2割のために行う施策とは
この特集の一覧はこちら [13記事]
