テマセク出資の定額フィットネス企業、ユニコーン入り視野
[27日 ロイター] – シンガポール政府系投資会社テマセク・ホールディングスや米アルファベットが出資する定額制フィットネスサービス企業クラスパスが新たに2億8500万ドルの資金調達を計画していることが分かった。企業価値が10億ドルを超える「ユニコーン(一角獣)」入りが視野に入った。
クラスパスはモバイルアプリを通じて、世界中で約3万店舗のフィットネススタジオやジムなどを一定の月額料金で利用することができるサービスを提供している。ロイターが入手した資料によると、クラスパスは資金調達ラウンドの一環として「シリーズE」株式2270万株を1株12.58ドルで発行する見込み。
クラスパスはコメント要請に応じていない。
米国の非公開企業の動向を調査しているプライム・ユニコーン・インデックスによると、クラスパスの現在の企業価値は5億3640万ドル。