ワークマンが発表した2月の既存店売上高は、前年同月比3.7%減となり、2017年9月(5.1%減)以来、3年5カ月ぶりのマイナスとなった。
前年がうるう年で営業日が1日多かったため、その反動があったほか、月を通じて気温が高く、防寒衣料やウインドブレーカーなどが低調に推移した。既存店の客数は4.5%減、客単価は0.9%増だった。
一方、ファーストリテイリングが発表した国内ユニクロ事業の2月の既存店売上高(オンライン販売を含む)は0.4%増で、9カ月連続のプラスだった。在宅需要にマッチした商品の動きがよかったことに加えて、春物の立ち上がりが好調だった。
また、しまむらの「ファッションセンターしまむら」事業の既存店売上高は2.2%増となり、6カ月連続で前年実績を上回った。同社は20日締めのためうるう年の反動がなかったほか、春物衣料や寝具・インテリアのキャラクター商品などが好調だった。