百貨店売上高、3カ月連続減=訪日客消費が大幅マイナス―4月

時事通信社

伊勢丹新宿店外観

 日本百貨店協会が23日発表した4月の全国百貨店売上高は総額4232億円だった。既存店ベースで前年同月比4.5%減と、3カ月連続のマイナス。前年より円高が進み、訪日客の高額消費が大幅に減少したことが響いた。

 訪日客の購買状況を示す免税売上高は26.7%減の439億円。免税品の購買客数は3.1%増の52.1万人で、4月として過去最多を記録した一方、1人当たりの購買単価が28.9%減った。

 同協会は、訪日客の購買単価の減少について、円高などを背景に高級ブランドのバッグといった高額品が苦戦したことが要因とみている。

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