ウォルト、「デリバリーなのに店頭価格」を札幌市内の120店舗以上で開始

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　デリバリーサービス「Wolt（ウォルト）」を展開するWolt Japan（東京都）は4月7日より、デリバリー商品を店頭と同じ価格で提供する「デリバリーなのに店頭価格」の取り組みを札幌市エリアで開始した。

　一般的にデリバリーサービスの商品価格は、デリバリーサービスにかかるコストが上乗せされており店頭価格より高く設定されている。

　同社は価格の高さから利用しにくいと感じている人々にデリバリーを気軽に利用してもらえるよう趣旨に賛同する加盟店の協力を得て、札幌市エリアで同取り組みを開始した。Woltは2024年10月から広島県呉市で実証実験を行っていたが、正式サービスとして導入するのは今回が初めてとなる。なお、商品は店頭価格で提供されるが、別途配達料とサービス料は通常通り発生する。

　今回の取り組みには、札幌市内のWolt加盟店120店以上が開始時点で参加しており、今後も拡大が見込まれている。札幌市エリアの利用者は、対象の飲食店や小売店から料理、食料品、日用品などを店頭価格で注文でき、約30分で商品が自宅に配送される。対象店舗は、Woltのアプリやウェブサイト上で「店頭価格」と表示される。

「デリバリーなのに店頭価格」取り組み概要
　サービス開始日：2025年4月7日（月）
　導入エリア：札幌市エリア
　配達受付時間：8:00～25:00 ※店舗により異なる
　対象店舗数：120店舗以上（4月7日時点）
　対象店舗の一例：
　・北海道らーめん 奥原流 久楽 本店（札幌市中央区）
　・サッポロビール園 ガーデングリル（札幌市東区）
　・でか盛り海鮮問屋 すすきの店（札幌市中央区）
　・キッチン鑓水商店（札幌市中央区）
　・自然卵のクレープ（札幌市中央区）
　・すしの菱田（札幌市中央区）
　・PROTEINBOWL サッポロファクトリー店（札幌市中央区）