バローHD、第3四半期決算は増収で営業・経常利益は前年実績を維持
バローホールディングス(岐阜県)が2月12日に発表した2025年3月期第3四半期決算(連結2024年4月1日~12月31日)は、営業収益が前年同期比6.0%増の6,469億円、営業利益が0.2%減の183億円、経常利益が0.1%増の206億円となった。
SM事業の営業収益は6.7%増の3,670億1,800円、営業利益は4.5%増の152億500万円、ドラッグストア事業では営業収益が3.9%増の1,343億5,600万円、営業利益が21.2%減の31億7,400万円、HC事業については営業収益が3.1%増の964億4,000万円、営業利益は10.8%減の25億4,000万円となり、SM事業が営業収益・営業利益ともに堅調な伸びをみせた。
連結業績については、SM事業でバローの既存店売上高が前年同期比で4.8%伸長したほか、流通関連事業についても32.9%の高い伸びをみせ、増収を達成。
一方、営業総利益は6.0%増の1,863億300万円となったが、販管費が、広告宣伝費は減少したものの、人件費や減価償却費、水道光熱費の増加によって6.7%増の1,679億7,600万円に膨らみ、営業利益は0.2%減の183億2,700万円と前年に比べて若干減少した。
2025年3月期の連結業績については、営業収益で4.0%増の8,400億円、営業利益で2.9%増の235億円、経常利益で3.1%増の264億円、純利益で3.0%増の123億円と、増収増益の決算を見通した。