メニュー

池袋本店「品ぞろえ一番に」=富裕層取り込み―そごう・西武社長

インタビューに答えるそごう・西武の田口広人社長
〔写真説明〕インタビューに答えるそごう・西武の田口広人社長=6日、東京都豊島区(時事通信社)

 そごう・西武の田口広人社長がインタビューに応じ、来年改装オープンする西武池袋本店(東京都豊島区)について、「ナンバーワンの品ぞろえで特徴を出す」との考えを示した。高級ブランド品と化粧品、食品の3分野に特化し、富裕層や訪日客らを取り込んで「売れる売り場」づくりを目指す。

 改装後の池袋本店は、売り場面積が従来の約半分に縮小する。旗艦店の売上高が減少すればグループ経営にとって大きな痛手となるため、田口氏は「面積が縮小しても、これまでと変わらない売り上げ規模を目指したい」と強調した。

 全国の残る9店舗も、売り場改革を進めて収益力を強化する方針。田口氏は、将来的に新規出店を検討したいとの考えを示した。