三井不動産、東京駅八重洲口に大型複合施設、2029年竣工予定

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三井不動産などが手がける東京駅八重洲口の大型複合施設内1階のイメージ
商業施設1階 屋内広場(三井不動産 ニュースリリースより)

 三井不動産(東京都)は、推進中の「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」について、8月8日に着工し、8月26日に起工式を行ったと発表した。

 この事業は、三井不動産をはじめ、八重洲二丁目中地区市街地再開発組合、鹿島建設(東京都)、住友不動産(東京都)、独立行政法人都市再生機構(東京都)、阪急阪神不動産(大阪府)、ヒューリック(東京都)が共同で推進する東京駅前最大規模のミクストユース型プロジェクトで、2029年1月末の竣工を予定している。

 敷地面積は約2ヘクタール、延床面積は約39万平方メートルで、オフィスや商業施設に加え、劇場、サービスアパートメント、インターナショナルスクールが集積し、東京の国際競争力強化に寄与する。また、「東京ミッドタウン八重洲」などとの地下通路接続により、エリア全体の回遊性を向上させる。

 商業施設は地下1階から地上3階にかけて展開し、約50店舗が開業予定で、東京ミッドタウン八重洲との接続により、両施設合わせて100店舗(約5,000坪)の商業空間が整備される。

 さらに、エネルギー連携による省エネルギー化と災害時の電力供給体制の整備も進め、安心・安全な街づくりを実現する方針である。

三井不動産などが手がける東京駅八重洲口の大型複合施設を含む地下通路イメージパース
地下通路イメージパース(三井不動産 ニュースリリースより)

【事業概要】
事業名:八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業
施行者:八重洲二丁目中地区市街地再開発組合
所在地:東京都中央区八重洲二丁目4~7番
区域面積:約2.2ha
敷地面積:約19,560m2
延床面積:約389,290m2
主要用途:事務所、店舗、劇場、サービスアパートメント、インターナショナルスクール、バスターミナル、駐車場等
階数・高さ:地上43階/地下3階、約227m
設計・施工
 基本設計・実施設計監修・監理 / 株式会社日建設計
 都市計画・再開発コンサルタント / 株式会社日建設計
 実施設計・監理 / 鹿島建設株式会社
 施工 / 鹿島建設株式会社
交通アクセス
 JR「東京」駅八重洲口(徒歩3分、地下直結)
 東京メトロ銀座線「京橋」駅(徒歩2分、地下直結)
 東京メトロ銀座線・東西線・都営浅草線「日本橋」駅(徒歩8分)
 東京メトロ有楽町線「銀座一丁目」駅(徒歩5分)
建物竣工:2029年1月末(予定)

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