ワークマン 3月期決算は前期に続いて減益

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ワークマン(workman)

 5月7日にワークマン(群馬県)が発表した2024年3月期決算(非連結2023年4月1日~2024年3月31日)は、営業総収入が前期比3.4%増の1,326億円となったものの、営業利益が4.0%減の231億円、経常利益が4.0%減の236億円、当期純利益が4.0%減の159億円の減益となった。

 直営店売上高と加盟店売上高を合わせたチェーン全体の売上高は3.2%増の1,752億円。暖冬による冬物商品の低迷、物価上昇による生活防衛意識の高まり、アフターコロナによる消費行動の変化などで、売上高は計画を下回り、既存店については、売上高が前年比1.4%減、既存店客数は4.0%減と苦戦を強いられた。直営店売上高は30.6%増の143億円。売上が大きいSC店が10店舗増えたことから、大きな伸びにつながった。一方、加盟店売上高は1.3%増の1,609億円と微増にとどまった。

 営業総収入から売上原価を差し引いた営業総利益は5.5%増(24億7,100万円増)となったが、販管費が16.6%増(34億3,500万円増)と大幅に増えたことで、営業利益は4.0%減(9億6,400万円減)の231億円に圧縮された。

 2025年3月期の業績については、営業総収入で4.5%増の1,385億円、営業利益で2.1%増の236億円、経常利益で2.1%増の241億円を見込んでいる。

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