冬のボーナス0.78%増=2年連続プラス―厚労省

時事通信社
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厚生労働省
〔写真説明〕厚生労働省=東京都千代田区(時事通信社)

 厚生労働省は12日、主要民間企業の2023年冬の一時金(ボーナス)について、平均妥結額が前年比0.78%増の84万9545円だったと発表した。新型コロナウイルス禍からの経済回復を受け、7.77%増となった前年より上げ幅は縮まったが、2年連続のプラスとなった。

 業種別に見ると、21産業のうち11産業がプラス。特に造船は6.25%増、食料品・たばこは6.19%増と大きく伸びた。一方、サービスは11.63%減、機械は7.05%減と落ち込みが目立った。 

 集計は資本金10億円以上で、従業員1000人以上、労働組合のある企業331社を対象とした。 

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