アルビス新社長に池田専務が昇格、大森前社長は取締役に
北陸が地盤のスーパーマーケット、アルビス(富山県射水市)は5月11日、同日付けで専務取締役だった池田和男氏(56歳)が社長に昇格する人事を発表した。前社長の大森実氏(68歳)は代表権のない取締役となった。
池田氏は1985年丸伸入社、2003年アルビス執行役員、06年取締役、11年常務取締役、12年管理本部長、15年営業本部長を経て、17年から専務取締役を務めていた。
アルビスは18年3月、資本業務提携先の三菱商事を引受先とする第三者割当増資を実施、筆頭株主である三菱商事の出資比率は約15%に高まった。同時に実施した公募増資と合わせて調達した約58億円の資金は、食品加工センターの建設と中部地方での出店に充てる。
同社の19年3月期の連結業績は、営業収益が前期比1.5%増の835億円、営業利益は8.6%増の30億円を見込む。