ビックカメラ社長にコジマ会長兼社長の木村氏が就任、15年ぶりの交代

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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ビックカメラ、日本橋三越本店に出店、20年早春
子会社コジマの会長兼社長で同社の取締役を兼務する木村一義氏(76歳)が、9月1日付けで社長に就任する人事を発表した。

 ビックカメラは8月27日、子会社コジマの会長兼社長で同社の取締役を兼務する木村一義氏(76歳)が、9月1日付けで社長に就任する人事を発表した。同社としては15年ぶりの社長交代となる。

 現社長の宮嶋宏幸氏(60歳)は、代表権のない取締役副会長となる。宮嶋氏は1984年に大卒1期生としてビックカメラに入社、2005年11月から社長を務めている。

 新社長となる木村氏は、日興証券(現SMBC日興証券)に入社。同社の副社長や日興アセットマネジメント社長、日興コーディアル証券(現SMBC日興証券)会長を歴任し、2012年ビックカメラの顧問に就任。13年2月にコジマ会長、同年9月に会長兼社長に就いた。

 社長交代の理由についてビックカメラでは、「収益体質改善の課題に対して、豊富な経営経験と幅広い視点から機動的、革新的に変化対応していくため」としている。ビックカメラの20年8月期連結決算は、経常利益が前期比75%減の65億円と2期連続の減益を見込んでいる。

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