【三越伊勢丹HD】石塚会長が退任し、後任に新光三越の赤松氏
三越伊勢丹ホールディングス(HD)では、代表権を持つ石塚邦雄会長(67歳)が6月21日開催予定の株主総会で退任し、後任に同じ三越出身の赤松憲氏(64歳)が就任することを決めた。石塚氏は退任後、特別顧問となる。
赤松氏は1975年に三越入社、伊勢丹との合併後は、三越伊勢丹HDの取締役常務執行役員管理本部長などを務めた後、2016年6月に台湾の新光三越の副董事長に転じていた。
三越伊勢丹HDでは3月末で社長を退いた大西洋氏も株主総会後に取締役を退任する。一方、子会社の三越伊勢丹取締役専務執行役員百貨店事業本部長兼商品統括部長の竹内徹氏と、三越伊勢丹HD常務執行役員経営戦略本部長の白井俊徳氏の2人が新たに取締役に就任する。