〔決算〕松屋、通期売上高予想を上方修正=外商好調、訪日客に期待

時事通信社
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 松屋=2023年2月期連結売上高予想を上方修正。外商を中心に、想定より客足が好調なため。中国のビジネス客や韓国、台湾からのインバウンド(訪日客)回復も見込む。

 ただ、光熱費などの増加が予想され、営業利益や経常利益の見通しは据え置いた。

 宝飾時計や美術品など資産性が高い商品の売り上げが堅調に推移しており、下期も継続する見通し。スーツなども伸びているという。古屋毅彦専務は決算記者会見で、インバウンドについて、「為替(の円安進行)はわれわれにとってはフォロー。グローバルブランド商品はよりお値打ち感がある」と述べ、集客に自信を示した。

 22年8月中間期は、会計基準の変更を考慮した実質的な比較で増収減益だった。百貨店事業に加え、婚礼宴会部門の売り上げも拡大したことが要因。

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