【三越伊勢丹HD】通期の営業利益は従来予想の2倍の90億円に

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 三越伊勢丹ホールディングスの2011年3月期の営業利益は従来予想の2倍の90億円(前期比約2.1倍)になりそうだ。伊勢丹吉祥寺店の閉鎖などで売上高は減少するが、家賃引き下げなど経費削減が進む。純利益も従来予想より30億円増えて150億円となりそうで、前期の635億円の赤字から黒字転換を果たす。

 同社が発表した10年4~12月期連結決算は、売上高が前年同期比4.4%減の9359億円、営業利益は63.7%増の136億円だった。11年3月期通期の売上高は前期比4.0%減の1兆2400億円を見込む。

 同社は4月に傘下の三越と伊勢丹を合併させ、中核事業会社の三越伊勢丹を発足させる。

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