旧村上ファンド系が島忠株8.38%保有、TOB「ベストプライス追求を」

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東京証券取引所に上場されている銘柄の株価ボード
旧村上ファンド系のシティインデックスイレブンス(東京・渋谷)が島忠株を20日時点で8.38%まで買い増したことが、関東財務局に提出された大量保有報告書と変更報告書で分かった。写真は東京証券取引所に上場されている銘柄の株価ボード。2020年10月1日に撮影。(2020年 ロイター/Issei Kato)

[東京 21日 ロイター] – 旧村上ファンド系のシティインデックスイレブンス(東京・渋谷)が島忠株を20日時点で8.38%まで買い増したことが、関東財務局に提出された大量保有報告書と変更報告書で分かった。14日時点で、5.75%保有していた。

「投資および状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為などを行うこと」が保有の目的という。

シティインデックスは21日発表した声明で、島忠の完全子会社化を目指すDCMホールディングスの株式公開買い付け(TOB)に対する島忠の意見表明報告書には、広く買い手を募って島忠の株主価値最大化を模索した記載がなく、「非常に疑問に思っていた」と指摘。島忠の取締役会および特別委員会で買い手候補を広く募り、その中からベストプライスを追求すべきとの考えを表明した。

また、シティインデックスは、島忠に対し、所有不動産をスリム化し、DCMには本業部分を売却することが、島忠の株主やDCMにとって経済合理性が高い、としている。

島忠を巡っては、ニトリホールディングスが買収を検討しているとも一部で報じられている。

ニトリは報道に対して21日、「島忠を含めM&Aを通じた成長の可能性を日々検討しているが、現時点で決定している事実はない」とのコメントを発表。一方の島忠は「具体的な提案は受領しておらず、また、決定している事項もない」としていた。

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