イケア原宿が専用のスマホアプリ、拡張現実で商品チェック・購入が可能に
スウェーデンの家具専門店大手イケアの日本法人、イケア・ジャパン(千葉県船橋市)は、6月にオープンした初の都心型店舗「IKEA(イケア)原宿」(東京都渋谷区)で、拡張現実(AR)技術を使ったショップ専用アプリを導入した。
イケア原宿アプリは、アップルのスマートフォン(スマホ)「iPhone」にダウンロードし、同店だけで使うことができる。アプリを起動して店内の商品にスマホのカメラを向けると、画面に商品名が表示される。商品名をタップすると、価格や色違い商品、類似商品などを確認できる。表示された商品をそのままオンラインで購入することもできる。
店内の全ての商品は価格表示タグにQRコードが付けられており、iPhoneでQRコードを読み取ることによって商品情報を閲覧することも可能だ。また、ルームセット(複数の家具がセットで陳列されている部屋状の展示スペース)に掲示されたポスターにiPhoneのカメラを向けると、ルームセット内の商品情報をまとめて閲覧できる。