くら寿司、純損失6億円=第8波と原材料高響く―直近3カ月決算

時事通信社
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くら寿司のロゴマーク
〔写真説明〕くら寿司のロゴマーク(時事通信社)

 くら寿司が10日発表した2022年11月~23年1月期連結決算は、純損益が6億円の赤字(前年同期は17億円の黒字)となった。新型コロナウイルス感染症「第8波」の影響で客足が低迷した。原材料などの価格高騰も響いた。23年10月期通期の業績予想は据え置いた。

 今年1月以降に店舗での迷惑行為を収めた動画がインターネット上で拡散した影響については「ほとんどないとみている」という。同社は3月に入り、すしを覆う「抗菌寿司カバー」の不審な開閉を検知するシステムを全店舗に導入した。今後、しょうゆなどテーブル上の備品を客が入れ替わるたびに新しいものと交換する対策を進める。

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