イオンディライトが家事代行サービスのカジタクを買収
イオン子会社で店舗やマンションなどの清掃・施設管理を行うイオンディライト(大阪市)は、家事代行サービスのカジタク(東京・中央区)を買収する。
カジタクは伊藤忠食品の出資を受けて2008年8月に設立。高齢者や単身世帯などを対象とした清掃、料理、洗濯など家事の出張代行サービスを行っている。10年9月期の売上高は5億7300万円。
イオンディライトは4月28日にカジタクの創業者などから株式の90%を取得する。取得価格は未公表。イオンディライトが強化しているマンション管理ビジネスとの連携を図り、マンション居住者にカジタクのサービスを提供する。
イオンディライトは昨年9月、マイカル子会社のチェルトと合併、2011年2月期の売上高は前期比21.8%増の1709億円、営業利益は20.7%増の120億円と業容を拡大している。