22年4月1日号 メタバースリテイリング

米フェイスブックが昨年10月に社名をメタ(Meta Platforms)に変更し、仮想空間での事業に本腰を入れる姿勢を打ち出したのをきっかけに、メタバースは世界的ブームとなり、注目を集めています。そのメタバースの普及が小売ビジネスをどう変えるのか、小売業は仮想空間でどのようなビジネスチャンスがあるのか、「小売」というフィルターを通して、メタバースの世界を見ていく特集をお届けします。

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編集後記

「メタバース」という言葉を見聞きしない日はありません。「NRF2022」でも大きな潮流の1つとして挙げられ、小売業界で注目されるようになりました。 メタバースはなぜ注目されているのか。小売業界と自社のビジネスをどう変えるのか。そして、自社はメタバースに参入すべきなのか。 この3つの疑問に対する答えを提示すべく、今号で特集を実施しました。メタバースが普及するまではまだ超えるべきハードルがいくつもありますが、世界中の大企業が投資を加速しているのは事実。メタバースが自社のビジネスや顧客との関係をどう変えるか、これを考えるのに早すぎることはありません。

阿部

コロナ禍で「Uber Eats」のようなフードデリバリーを利用するようになったという人は少なくないでしょう。しかし、配送料や手数料などがかかるため、持ち帰りや飲食店での食事に比べるとどうしても価格が高くなってしまうのが難点です。 先日、セブン-イレブン・ジャパンが冷凍食品の新商品を発表しました。本格的な味や品質を追求し、出来立て感の再現などに注力したパスタやエスニックカレーは、冷凍食品とは思えないおいしさでした。価格も300~400円台と、フードデリバリーに比べるとかなり安い。徒歩圏内にあるコンビニが専門店並みのメニューを安価で提供できるとなれば、フードデリバリーにとって大きな脅威になりそうです。

松尾

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