注目のキーワード
  • x
  • facebook
  • rss

今さら聞けないキーワード「デジタルツイン」の意味と活用法を解説! 

松岡 由希子 (フリーランスライター)
Pocket

流通最旬キーワード

デジタルツイン
DIGITAL TWIN

 デジタルツインとは、現実世界の物体や環境から収集したデータを用いて“双子”のようにまったく同じ環境を仮想空間上に再現するテクノロジーだ。

 近年、IoT(モノのインターネット)やAIなどの技術進化に伴って、製造や物流、小売、都市開発など、さまざまな領域でデジタルツインの活用が広がってきた。

 マッキンゼー&カンパニー(McKinsey & Company)によると、その世界全体の市場規模は2023年からの5年間に年平均約60%増のペースで拡大し、27年には735億ドル(11兆2455億円:1ドル=153円で換算)に達すると見込まれる。

 米国で1700店超を展開するホームインプルーブメント(HI)大手ロウズ(Lowe’s)では、AI向け半導体最大手エヌビディア(Nvidia)らと提携し、いち早く全店でデジタルツインを導入している。

ロウズの売場を仮想空間で再現したデジタルツイン
ロウズの売場を仮想空間で再現したデジタルツイン

 店舗では、

続きを読むには…

この記事はDCSオンライン+会員限定です。
会員登録後、DCSオンライン+を契約いただくと読むことができます。

DCSオンライン+会員の方はログインしてから閲覧ください。

+1

記事執筆者

松岡 由希子 / フリーランスライター

米国MBA 取得後、スタートアップの支援や経営戦略の立案などの実務経験を経て、2008年、ジャーナリストに転身。食を取り巻く技術革新や次世代ビジネスの動向をグローバルな視点で追う。

関連記事ランキング

関連キーワードの記事を探す

© 2025 by Diamond Retail Media

興味のあるジャンルや業態を選択いただければ
DCSオンライントップページにおすすめの記事が表示されます。

ジャンル
業態