26年にアメリカで14兆円市場に!「リテールメディアネットワーク」とは何か

松岡 由希子 (フリーランスライター)
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リテールメディアネットワーク

 リテールメディアネットワークとは、ウェブサイトやEC、スマホアプリ、デジタルサイネージといった小売企業が保有するメディアの広告枠をメーカーやブランドらに提供するための広告プラットフォームをいう。

 ボストン コンサルティング グループ(BCG)は、米国のリテールメディア市場が今後5年にわたって年平均成長率25%のペースで拡大し、2026年には1000億ドル(14兆円:1ドル=140円で換算)に達すると予測。さまざまな小売業態でリテールメディアネットワークを立ち上げる動きが活発になっている。

 その代表格が、リアル店舗とオンラインで週1億5000万人規模の集客力を持つ小売最大手ウォルマート( Walmart)の「Walmart Connect( ウォルマート・コネクト)」だ。21年度には「Walmart Connect」を活用する広告主の数が前期から

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記事執筆者

松岡 由希子 / フリーランスライター

米国MBA 取得後、スタートアップの支援や経営戦略の立案などの実務経験を経て、2008年、ジャーナリストに転身。食を取り巻く技術革新や次世代ビジネスの動向をグローバルな視点で追う。

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