ワークマンは今春、女性客を主なターゲットとした新業態「#ワークマン女子」を4店舗オープンする。3月に東京都内1号店、4〜5月に大阪での初出店を含む3店舗を出店する。6月には千葉県柏市に初の路面店も開業する予定だ。
ワークマンが運営する「ワークマン」と「ワークマンプラス」は男性客が中心となっていることから、同社は2020年10月、女性向けの商品を大幅に増やした新業態として「#ワークマン女子」を横浜市に初出店した。
2号店となる「#ワークマン女子 東京ソラマチ店」(東京都墨田区)は3月19日、東京スカイツリーを中心とする商業施設「東京ソラマチ」にオープンした。東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)の「とうきょうスカイツリー駅」の東口改札を出てすぐの場所に出店し、初年度の売上高は6億円を目指す。
このほか、4月2日に大阪市内の南海電鉄および地下鉄「なんば駅」に直結する「なんばCITY」、同16日に川崎駅前の「ルフロン」(川崎市)、5月中旬に京成電鉄「千住大橋駅」前の「ポンテポルタ千住」(東京都足立区)と商業施設内に3店舗を相次いで出店する。
ワークマンでは今後、年間6店舗程度のペースで大都市のターミナル駅付近に「#ワークマン女子」を出店していくと同時に、初の路面となる6月の「#ワークマン女子 南柏店」以降は、路面店の展開を加速させる。中長期的には10年間で「#ワークマン女子」の店舗数を400店にまで増やすことを努力目標としている。