イトーヨーカ堂が「ヨークフーズ東小金井店」をオープン 即食強化の売場づくりをレポート!
ご当地商品「武蔵野うどん」を販売
即食需要への対応のメーンとなる総菜売場では、24年5月に誕生したイトーヨーカドー・ヨーク店舗の総菜ブランド「ヨーク・デリ」を軸に商品を提案。看板商品である店内焼き上げの「だし巻き玉子」（ハーフ219円、1本428円）などでは、シズル感のあるデザインと文言のPOPを添えて訴求していた。
米飯では、京都の老舗米屋「八代目儀兵衛」監修の米を使用していることをPOPでPR。商品では、海老、なすの天ぷらや半熟卵の乗った「開店記念限定天重」（599円）が平台で存在感を放っていたほか、「鶏照焼と鶏そぼろ弁当」（429円）、「生姜香る！鶏ももジューシー唐揚げ弁当」（499円）、「讃岐うどん＆ソースかつ丼セット」（399円）など幅広いラインアップを揃えていた。
また、「めばち鮪たっぷり入った鮪丼」（980円）、「7種具材の海鮮太巻」（5巻499円、8巻790円）などの海鮮系も鮮度よく揃えている。
そのほか、麺類の商品では、ご当地商品として埼玉県産小麦「さとのそら」を100％使用した「武蔵野肉汁つけうどん」（550円）を販売しているほか、量感のある「混ぜて食べる！油そば（しょうゆ風味の旨だれ）」（459円）などを並べていた。
記事執筆者
上林 大輝 / ダイヤモンド・チェーンストア 編集記者
2000年生まれ。埼玉県出身。法政大学文学部英文学科卒業後、地方新聞社の営業職を経て株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア入社。
流通小売の専門誌「ダイヤモンド・チェーンストア」編集部で執筆・編集を行う。
趣味はお笑い鑑賞、音楽鑑賞。一番好きなアーティストは椎名林檎。
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