イトーヨーカ堂が「ヨークフーズ東小金井店」をオープン 即食強化の売場づくりをレポート!
イトーヨーカ堂(東京都/山本哲也社長)は25日、東京都小金井市に「ヨークフーズ東小金井店(以下、東小金井店)」をオープンした。同店はJR中央線「東小金井」駅から250mほどの至近にあるため、通勤・通学で駅を利用する人たちの即食ニーズの対応に注力している。本稿では、同店の生鮮部門の即食商品と総菜にフォーカスしてレポートする。

サイズ展開するカットフルーツ
東小金井店は、1階部分が駐車場、2階が売場のいわゆるピロティタイプの構造だ。1階からエスカレーターを上ると、最前面に青果の売場があり、主通路沿いに和日配、鮮魚、精肉、洋日配、総菜、ベーカリーの順に続き、売場中央部に加工食品や冷凍食品、酒類、日用品を展開するオーソドックスなレイアウトだ。
まず生鮮の即食商品からみていく。青果では、カットフルーツをコーナー展開し、彩りよく訴求していた。「パイン&いちご」「ぶどう&すいか」(各399円:以下、税抜)などフルーツを組み合わせた商品のほか、キウイやオレンジ、いちごなどがセットで入った「旬の果実フルーツデザート」(小299円、大399円)も揃えていた。
また、「いちごのタルト」(1/4カット350円、ハーフカット699円)のようなフルーツを使用したスイーツも提案する。



そのほか、青果売場内に冷凍の平ケースを置き、冷凍のフルーツ系商品を扱う「フローズンフルーツバー」のコーナーを導入。「マンゴーフローズンバー」(199円)や「バナナフローズンバー(チョコレート)」(250円)などを販売していた。
